やくざいしめんきょもってるだけ

26歳から薬局長を勤めたいち勤め人の思うこと

寄生虫!?肛門から“きしめん”がでてきた時の事例報告

 

ある日突然、長い1本のきしめん

肛門から出てくるなんて、想像できますか?

 

これを読めば、肛門からきしめんが出てきても

冷静に対処できるようになること間違いなしです。

 

先日、血尿が出た話を書きました。

kimamaniyakuzaisi.hatenablog.com

血尿が出た瞬間は焦りますが、

終わってしまえばただのネタになります。

 

友人に満を持して、血尿話を披露しようとしたら、

さらに斜め上をいく体験話をされてしまいましたのでご紹介します。

 

 

 

ケツを拭いていると。。。

 

いつものように大を済ました後に、

トイレットペーパーを使用してアナルの処理をしていると

何かが紙越しに当たっているのがわかったそうです。

 

何回拭いてもそれは取れず、

友人は結局それを手で引っ張る決断を下します。

 

それが思いのほか長く伸び、

ウンコにまみれがら引っ張り続けた結果、3m程度で切れてしまいました。

 

血尿を初めて見た時と同様に、

アナルからきしめんが出てきた時の

衝撃は想像しがたいものがあります。

 

初見ではまず引き抜くことすら躊躇ってしまうことでしょう。

もし、万が一きしめんがでてきたらひっぱても大丈夫です。

特に痛みなどないことは確認が取れています。

 

 

 

まさか自分に寄生虫がいるなんて。。

 

友人は薬剤師でしたので、

ある程度の察しはついたようです。

 

「きっと、サナダムシだ」と。

 

昔、サナダムシダイエットだとか聞いたことがあるけれど、

身の回りに天然で感染を起こしている人なんて初めてでした。

 

主な感染経路として、

サクラマスを生で食べることがあげられるそうです。

 

本人はそんなもの食べていないと言い、

いつ誰がどこで感染するかわかりませんので気をつけようがないのですが、

サクラマスの生食だけは覚えておいて損はありません。

 

 

 

大学病院からの依頼

 

寄生虫を取り扱う病院はそう多いものではありません。

寄生虫自体も日常生活を送る上でそうそう出くわすものではないです。

 

そのため、生きた寄生虫は病院にとっても

貴重なサンプルになるそうで、医師からは寄生虫捕獲の協力を求められます。

 

人の良い友人は快く承諾をしました。

この承諾がのちに、なかなかしない体験へと繋がっていきます。

 

 

 

サナダムシの排出方法

 

サナダムシを体内から取り除くためには、

まず、ムシが腸壁に吸い付く力を弱めてやらないといけません。

 

サナダムシが腸壁に食いついてしまうと、

自宅トイレで起きたように引っ張っても途中で切れてしまうのです。

 

サナダムシが腸壁に食いつく力を弱める特殊な薬剤を投与し、

ムシの力が弱まったところで下剤を投入し

一気に肛門から体外へ排出してやるという作戦になります。

 

 

 

公開羞恥プレイ

 

サナダムシの体外への放出方法はおわかり頂けたかと思います。

 

そして、この作成は実行され

人生で二度とないであろう体験になってしまったのです。

 

寄生虫を生きたまま捕獲する現場というのは、

とても貴重な瞬間であるため、大学病院の医学生たちも呼ばれて行われてしまいました。

 

大の大人が、医者や看護師、学生に見守られながら、

下半身を丸出しにし、簡易便器(いわゆる“おまる”)にまたがり、

鼻からは下剤のチューブが挿入されます。

 

鼻はずっと違和感があるし、

ケツからはムシとかいろいろ出てくるし、

なかなかな辱めを受けたと言っていました。

 

結局、排出されたサナダムシは7mに及ぶものでした。

ブルーシートの上に綺麗に並べ記念撮影をし、

3cmほどに切られ薬品で処理されたムシの一部が

友人宅に今でも飾られています。

 

 

 

最後に

 

海外のサナダムシの種類には腹を食い破る危険な種類もいるようですが、

日本のサナダムシは体に害を及ぼすことが少ないようです。

 

もし、あなたの肛門からきしめんが出てきてしまった時は、

焦らなくても大丈夫です。

 

駆除方法もここまで恥かしめを受けることはないと思うので、

お医者さんと駆除方法を選択していきましょう。