やくざいしめんきょもってるだけ

9年間同じ会社に務めた元薬局長。アンチ正社員薬剤師の日記

変形労働時間制を導入した薬剤師。休日は半分に減少。

 

薬局薬剤師の勤務時間は、隣の医者の診療時間に左右されます。

薬局は病院・クリニックとは独立した医療提供施設だなんてとんだ建前です。

 

営業時間きっかりに薬局を閉めて、

最後の患者に薬を渡さないなんてことがあったら、

隣の医者に怒鳴られ、会社の上層部からも指導が入ります。

 

かと言って、隣の医院に合わせて昼休みに店を閉めたり、平日半日診療の日に

薬局を半日で閉めたりすると、薬剤師業界界隈から癒着だと揶揄されます。

 

もう、いちサラリーマン薬剤師に独立性なんてあったもんじゃないんですよ。

そんな、サラリーマン薬剤師の勤務時間、休日についてお話します。

 

 

 

半日2回働くと、1回1日休み

 

僕は年間休日110日と会社の規定にあるのを見て、

110回1日まるまる休むことができると考えていました。

会社に出勤すれば良いのは年間255回だと思っていました。

 

現実はそんな甘いものではありませんでした。。。

平日に週に1回半日の出勤をし、

土曜日に半日出勤したら

1日休みとカウントされてしまうのです。

 

と言うことは、

年間で1日休みって55日しかなく、

それ以外は会社にいなくてはならないのです。

年間出勤回数は310回になってしまいます。

 

これは会社ぐるみの詐欺と言って良いのではないでしょうか?

 

 

 

平日30分〜1時間削って、土曜日出勤分を捻出

 

僕は年間310回も出勤しなくても良いように、

地区30店舗の薬剤師の応援を組んでいました。

 

まる1日休める日を増やせるように、

各店の平日半日の日や平日休みの日を管理し、

土曜休みの店舗には土曜応援を依頼するといったことを行いました。

 

自分に厳しい薬局長は損をし、

自分に甘い薬局長が得をするような感じになってしまいますが。。。

 

やはり全員に望み通りの休日をあげることはできず、

休み確保の相談を上司にしたこともあります。

 

結果は

「平日30分〜1時間早く帰らせて、土曜日4時間働かせろ」

でした。

 

休みの日を作ろうだなんて気はサラサラないのです。

相談したのが間違いでした。

 

「月4回休みがあるだけ良いと思え」

「俺は24時間、365日仕事だ」

 

と平気で言う人間でした。

 

休みなく働くことを美徳としているのでしょう。

それか、家庭に居場所がないだけかですね。

 

その価値観、本当に人に押し付けるのは辞めて欲しい。

 

 

 

朝やる仕事は残業ではない!

 

薬局が9時〜18時の勤務時間であっても、

隣のクリニックが診療を続けていれば、19時まで開店などザラです。

 

薬歴の記載や薬の発注など残っているとさらに遅れることもあります。

 

こういう場合、残業を申請するために上司に許可を得ることになります。

だいたいこう言われます。

 

「もう今日は帰って、朝1時間早く出勤して片付けて」

 

理由は、

 

もうこれ以上残ると1日の業務で疲れてダラダラしてしまい効率が悪い。

朝ならば1日の始まりで頭もスッキリして仕事がはかどる。

 

だそうだ。

 

もちろん残業代はでない。

残業を“通常営業時間より残ってやる仕事”とはき違えている。

朝やる仕事も立派な残業だ。

 

上司と僕とは全く認識が異なっているようでした。

 

 

変形労働最強説

 

9時〜18時の勤務時間であっても、

隣のクリニックが診療を続けていれば、19時まで開店などザラです。(デジャブ)

 

この1時間の残業を削るためにどうするかと言うと、

「変形労働なんだから次の日、朝出勤を1時間遅らせろ」

です。

 

ここまでくると清々しい。

もう話し合いをする気も起きない。

 

仕事に対する認識が違いすぎる。 

おそらく違う人種なのだと思う。

 

 

最後に

 

今回の記事は患者にとっては全く関係のない内容です。

薬剤師がどんな待遇で働いていようが、

薬さえ貰えれば良いのだから。

 

働く薬局を選んでいる人にとっては、

休日の扱いや勤務時間体制は死活問題になりえます。

 

このような会社も存在するので十分注意をして欲しいです。

 

 

 

こんな会社が初めて自ら残業代を出した事件はこちらの記事で紹介しています。

kimamaniyakuzaisi.hatenablog.com