やくざいしめんきょもってるだけ

26歳から薬局長を勤めたいち勤め人の思うこと

買い物30万円は躊躇するが、薬局30万円の支払は躊躇しなかった理由

 

まだ高額療養費の適応を受け、

薬局での窓口負担金に上限が決められていなかった時の話です。

 

 

患者は一旦、数十万円を支払い、

後からその医療費の一部が帰ってくるという仕組みでした。

 

この仕組みが変わって、

患者の窓口負担金が後で帰ってくるような仕組みではなく、

後で帰ってくる金額も薬局が計算してしまい、

患者の窓口での負担が最小限になりました。

 

患者にとってはお金を返して貰うための申請もなくなり、

楽になった制度だったのですが、

 

3ヶ月に1度、窓口で30万円支払う人から

「イヤ、支払いしたいんだけど」

と言われてしまいました。

 

 

なぜ、大きな金額の支払いをしたがるのか考えてみました。

 

 

 

 

  1. 一旦支払いをしても後日帰ってくる
  2. クレジットカード利用によるポイントが貯まる
  3. 調剤薬局付与ポイントが貯まる
  4. 服用し続けなければならない

 

上記4点ほど、支払いをしたい理由が考えられます。

 

 

 

一旦支払いをしても後日帰ってくる

 

一旦は30万円支払いますが、

後で20万円ほど帰ってきます。

 

明日、暮らすために必要なお金がない

という場合じゃなければ支払いによる

ポイントの恩恵に預かった方が良いと考えます。

 

 

 

クレジットカード利用によるポイントが貯まる

 

各クレジットカード会社にもよりますが、

クレジットカード利用にはポイントが付与され

数%が還元されます。

 

患者にとっては後で帰ってくる金額分も

ポイントが付与されるため

支払いがないのは損になってしまいます。

 

 

 

調剤薬局付与ポイントが貯まる

 

現在、調剤薬局自体も独自にポイントをつけているところがあります。

 

クレジットの支払いによるポイントに加えて

薬局利用によるポイントがつけば二重にポイントがつくことになり

還元率はさらに高くなります。

 

 

 

服用し続けなければならない

 

薬は長期に服用し続けなければならないものがあります。

長期に服用するとなると、少しでもお得に支払いをしたいものです。

 

ずっと服用しなければならないものであれば、

支払いは

クレジットカードが使用できる薬局

薬局の支払いでポイントがつく薬局

を利用したくなるのは自然な考えであると思います。

 

 

 

最後に

 

今では窓口での支払いで数十万円という金額を

支払うことがなくなりましたが、

それでも数万円の支払いが発生する人はたくさんいます。

 

少しでもお得にいつもの薬がもらえるようになれば良いと思います。

 

調剤薬局ポイントへの批判も多々ありますが、

少しでも多くの人がお得に薬局を利用できれば良いのではないかと思います。

 

 

 

 

調剤薬局ポイントに関する記事はこちら

kimamaniyakuzaisi.hatenablog.com

 

少しでも、薬局の薬をお得にもらうための方法はこちら。

kimamaniyakuzaisi.hatenablog.com