やくざいしめんきょもってるだけ

26歳から薬局長を勤めたいち勤め人の思うこと

会社辞めた後にも、後輩たちから相談がくるのは先輩冥利に尽きる。

 

9年勤めた会社を辞めて、

半年以上が経過しました。

 

薬品庫でのお昼寝がバレて、

上司からは嫌われる形で会社を後にした訳ですが、

概ね、後輩たちからのウケは良いようです。

社内ニート。毎日の日課は薬品庫でお昼寝。とあるチェーン薬局、薬局長の生態。 - やくざいしめんきょもってるだけ

 

今でも後輩たちから、

相談や飲み会の話がくるのは先輩冥利に尽きることです。

 

 

会社を辞めてしまえば、

すべて他人だと思っていました。

 

実際、

辞める間際に“辞めることを辞めさせようとする”

当時の上司と言われる方々とは全く関わりがないです。

 

そんな中、会社を辞めた後でも

相談や飲み会に誘ってくれる後輩たちを

通じ自己分析してみました。

 

 

 

同じ仕事をやっている

 

一人の後輩は仕事が巡り巡って、

これまで僕がやっていた仕事を

担当することになったようです。

 

地区内30店舗を1人でまとめる仕事なので、

先輩の経験者はなかなかに少ない。

そして上司はその仕事をやったことがないときている。

 

仕事がバトンタッチされるのは、

先輩担当者が昇進するか、辞めるか、腐るかのいずれかです。

 

往々にして、この仕事が回ってくるのは、

辞めるか、腐るかの方が確率が高いです。

おそらく大変な状況なのだと察しはつきます。

 

辞めた先輩でも良ければ話はなんだって聞くし、

出し惜しみのないアドバイスはしようと思います。

 

 

 

たった1回の恩義

 

退職した会社には紹介金制度というものがあります。

薬剤師資格保有者を会社に紹介すれば10万円もらえる制度です。

(この制度はのちに50万円まで引き上げられました)

 

紹介料は給与として紹介者に支給されます。

急に10万円分給与が増えると、

所得税がいつもの月よりも1万円上がってしまいます。

 

僕は紹介者が出るたびに、この1万円を差し引いた9万円を

紹介者に渡してしました。

 

一人の後輩はこのことを、

ずいぶん恩義に感じているようです。

こんなこと何年も前になるのにです。

 

たった1回の出来事にその先何年も恩義を感じてもらえるなんて

普段、自分では何気なくしている事も、

他の人は見ているのかもしれません。

 

 

 

面倒見はよかったらしい

 

僕が入社時、年の近い先輩がいなかった分

後輩が入ってきたらちゃんと面倒をみようと

思ってはいました。

 

 

後輩が転勤させられたら、

都度そこに遊びに行き、

その土地の美味しい店を紹介してもらい、

泊めさせてもらう。

 

地元に帰ってきたら

新規開拓と称して、

新しい店に付き合わせる。

 

社内で旅行を企画しては、

各地域の名産品を持参させる。

 

 

、、、おかしいぞ!

面倒を見ていたつもりが、だいたいが

自分のやりたいことを勝手にやっていただけでした。

 

よくぞ、こんな先輩を慕ってくれた。

これからも好き勝手やろう。

 

 

 

最後に

 

もう会社の先輩ではないけれど、

こんな自分でも慕ってくれる人がいるのであれば

全力で答えようと思う。