やくざいしめんきょもってるだけ

26歳から薬局長を勤めたいち勤め人の思うこと

派遣薬剤師リアルな給与明細80万支給されたらいくら引かれるのか

薬局 お金

 

正社員として９年間薬局で務め退職し、

1年間、国内海外とフラフラしたあと、

派遣薬剤師として３ヶ月ほど働いてみました。

 

薬剤師の仲間から

『実際、派遣ていくらもらえるの？』

と聞かれること多いです。

 

そして、派遣薬剤師の給料やその実情について

あまりにもネット上に情報が少ないと感じています。

 

このブログでは少しでも派遣薬剤師の実情がわかるような情報を

お伝えできれば良いなと思っております。

 

まず手始めに派遣薬剤師の給料が 

いったいいくら総支給され

いったいどれだけ引かれるのかなど

参考になればと思いまとめてみました。

 

 

まず結論から

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こちらがが派遣会社から送られてきた給与明細です。

正社員時代にはみたことのない数字が並んでいたので噴きましたw

 

それではそれぞれの項目をみていきます。

 

 

時給単価、総支給額

 

今回私は時給5000円という条件で派遣されました。

 

1日8時間、20日働いたので、

基本給は5,000円×8時間×20日＝800,000円

となります。

 

月に21日働いた時はプラス40,000円となります。

 

毎月正社員の時のボーナスより多い額が支給されました。

 

あとここで注目すべきポイントは、

僕に時給5,000円支給されているということは

勤務先の薬局は派遣会社に

いったいいくら支払っているのかということです。

 

時給7,000円〜8,000円程度なのか、

それとも時給10,000円とか支払っているのか、

 

どちらにしても信じられない額の時給を

派遣会社に支払っているのだと思います。

 

正社員の方はこの現実を知っているのだろうか、、、

 

 

残業代、通勤手当

 

基本的に残業はありませんでした。

サービス残業だらけの正社員が嘘のようです。

 

残業が少し支給されているのは

勤務初日に少し早く行ってしまった分を

薬局長が残業として扱ってくれました。

 

ありがたやありがたや。

 

また勤務時間で派遣薬剤師の良いところは、

患者にだけ集中できることですね。

 

社内的な集計業務や、上司との飲み会、

お金の管理などもしなくて済み、

目の前の患者満足度だけを考えて仕事をすることができました。

 

 

通勤手当はよくわかりませんが

計算してみると1日80円支給されているようです。

 

片道のバス代にすらならないし、

どのような計算となっているのでしょうか、、、

 

実際は片道2キロほどのところから

車で通勤しておりました。

１キロ40円換算でのガソリン代でしょうか。

 

 

健康保険、厚生年金、所得税

 

さて、ここからは引かれるものですが、 

 

健康保険 37,400円

厚生年金 56,730円

所得税    66,400円

 

総額 162,944円です。

結構引かれるんですね。。

 

これだけの金額をもらったことがなかったので、

お金を稼ぐと税金やその他諸々高くなるというのをかみしめました。

 

 

あと、最近見聞きしたのですが、

派遣社員は健康保険や年金制度への加入がないと

思っている人が一定数いるようです。

 

あくまで各派遣会社の“社員”となっているため、

３ヶ月だけの短期契約だったとしても、

厚生年金制度への加入も

健康保険制度への加入も

しております。

 

国民年金や前会社の任意継続健康保険は

強制的に切り替えられ、

新しい保険証が派遣会社から送付されてきます。

 

 

実際、

国民年金を年払いしていた僕は、

数ヶ月分の返還請求を行いました。

 

同様に、

重複して払ってしまった月の健康保険料も

前会社の健康保険組合へ返還請求を行いました。

 

 

返還請求は何も難しいことはありません。

 

年金事務所からは勝手に書類が送られてきますし、

健康保険も連絡をすると書類を送ってくれるので、

 

住所、名前、振込先の口座を記載して

ハンコを押して返送するだけです。

 

 

少し面倒に感じるかもしれませんが、

何も大変なことはありませんので安心して下さい。

 

派遣会社を退職後に、年金や保険の手続きをする際には

役所の健康保険科や、年金担当の職員さんがとても親切に教えてくれます。

 

こんなに役所の職員さんに感謝したのは初めてなんじゃないかと思いました。

 

 

見えないところの収入

 

給与明細中の数字として現れないものとしては、

家賃、電気代、水道光熱費がありました。

 

なんとこれらは全額会社負担です。

 

正社員でも家賃や水道光熱費全額支給なんてありえないので、

これは大きな収入となります。

 

 

 

あと休日関係の話をすると、

僕は３ヶ月間の短期間だったので

関係ありませんでしたが、

 

半年以上同じ派遣会社に在籍していると

有給休暇がつくそうです。

 

有給を使用すれば働いていないのに

時給換算で日額40,000円支給されてしまいます。

 

長く働く分にも派遣にはメリットが大きいと感じました。

 

 

最後に 

 

いかがでしたでしょうか。

派遣薬剤師のリアルな給与明細は

少しは参考になったでしょうか？ 

 

80万稼ぐと手取りは60万程度で

他に目に見えない支給額があると考えておけば良いですね。

 

 

下記記事では時給5,000円までに到った過程を考察してみました。

kimamaniyakuzaisi.hatenablog.com